Vestax CF-CC & CLS-1でカットラグお手軽カスタム

2016年も残り3ヶ月を切った時期にまさかVestaxのパーツ記事を書くとは思ってもみませんでしたが、以前お手軽にできるCF-CCのカットラグをより少なくするカスタムを行って特にまとめる事もなく放置してたので、せっかくですからまとめ直してみようと思います。

 

必要なもの

  • Vestax CF-CC(クロスフェーダー)
  • Vestax CLS-1(カットラグスペーサー)

 

当然ですがどちらもディスコンになってるので入手される場合はそれなりに頑張りましょう。

 

さてクロスフェーダーのCF-CCですがこちらは製品説明によりますと

クロスフェーダーのカットラグスペースを電気的にコントロールする事で、プレイパターンに合わせた設定をする事が可能。本体のダイヤルをまわして調節する事により、フェーダーのカットインタイムを好みに合わせて設定する事が出来ます。

という事ですのでこちらを導入すればPRO X FADEやInnofader、PMC-05Pro IVなんかを使わなくてもフェーダーキレキレ!みたいな説明文になってますね。

 

では実際どの程度キレキレになるのか?

カットラグ調整ダイヤルを最小に設定した状態が以下のようになります。

 

youtu.be

 

………これ、個体差なんですかね?

まったくガバガバというかこれだとデフォで搭載してるフェーダーの方がマシじゃない?ってレベル。

確かに音の立ち上がりは素晴らしいけどそれ以前にカットラグガバガバなのどうなんですか。

 

と、落ち込んだんですがこれ定価で9000円くらいしたんですよ!!

こんなんじゃ諦めきれない!と一念発起して思い立ったのがカットラグスペーサーを併用する方法。

(CF-CC用じゃなく普通のフェーダー向けの製品のはずなんですが…)

 

カットラグスペーサーCLS-1は一袋に4個入りで700円というお手頃価格だったので今でもお求めやすいかと思います。

 

最初にCLS-1を一つセット…

うーむ。まだ詰めれる程度のラグがある。

 

そこでお手軽カスタム!

こちらをご覧ください。

 

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左側がCLS-1です。右側のなにやら謎の黒い物体。

わかりづらくて申し訳ないですが、これはCLS-1をもう一つ使用して一番端の高い部分を切り出したものです。

 

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この部分を画像のようにもう一つのCLS-1のお尻にくっつけてやります。

 

合体!!

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そして出来上がったCLS-1カスタムをCF-CCフェーダーの溝部分に…

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挿入!!

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トップパネルを被せるとこんな感じ。

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するとここまでカットラグを詰めれます。

 

youtu.be

 

いかがでしょうか?

単体では死ねるレベルのカットラグだったCF-CCもちょっとの手間でこのキレ具合。

CF-CC以外でもCLS-1は色々と応用効きそうですので皆様もぜひお試しください。