Denon Engine ver. 1.5に未来はこないらしいのでなんとかする

Motorized Turntable信仰が根強い僕は名器にして最終型のDenon SC3900をメインで使用しています。

USBメモリやHDD内の音源を使用する場合、Denonの音源管理ソフトウェア「Engine」を利用するのがベストなんですが、この「Engine」2016年にver.1.5.2のリリースを最後にアップデートがない状態が続いています。

タイミング的にPRIMEシリーズの発表、ソフトウェアも「Engine Prime」として新しく発表されたのでレガシーソフトウェアとなった「Engine」のアップデートは今後ほぼ期待できないのかなと思っています。

 

ところでQuickTime Windows版に致命的な脆弱性が見つかりサポートを終了して久しいですが、この「Engine」WAVやAIFF以外のオーディオデータの読み込みにQuickTimeコーデックを利用しているようでQuickTimeがインストールされていないとmp3データすらオーディオデータとして認識せず読み込みできない問題が最新ver.でも放置されたままになっています。

これ地味に大変困る問題で、現行の「Engine Prime」はPRIMEシリーズと今後のアップデートでMCX8000には対応するそうなんですが、SC3900やSC2900は対応しないようですし「Engine」も今後アップデートの見込みがないとすれば、正直どうしようもない状況です。

 

というわけで、多少のリスクは覚悟でどうにかならんかなーとネット上を調べてまわっていたら以下の記事を発見。しかも日本語!素晴らしい!

 

Windows環境でQuickTimeを削除せずにリスクを下げて運用する方法

 

海外のフォーラムでもQuickTimeなしでmp3読み込ませる方法について聞いてる人がいたりしたんですが、リプライついてなかった感じなので現状この方法がベストかなと。

とはいえ、この方法も脆弱性そのまんまのリスクを背負ってる事には変わりないのでDenonさんにはレガシー機種なんぞ知らんとか言わずにぜひなんらかの方法でQuickTimeに頼らない方法を公開してほしいものです。